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ウェルズ・ファーゴ、数千人規模の人員削減を準備-年内開始の方向

米銀ウェルズ・ファーゴは数千人規模の人員削減を準備しており、年内に開始する方向だ。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する中、米国の銀行業界はこれまで大規模なレイオフを避けてきたが、暗たんたる前例をウェルズ・ファーゴがつくる可能性がある。

  事情に詳しい複数の関係者によると、同行経営陣は大規模なコスト引き下げに向けた圧力を受け、人員整理の暫定計画を策定。最終的には数万人の雇用が削減される可能性もあるという。関係者は社外秘の協議だとして、匿名を条件に語った。

  ウェルズ・ファーゴは来週、4-6月(第2四半期)決算を発表する。アナリストの間では、四半期ベースでこの10年余りで初の赤字に陥るとの見方がある。米連邦準備制度理事会(FRB)によるストレステスト(健全性審査)結果を受け、減配とその引き下げ幅も明らかにするとみられる。

  同行は米銀で最も多い約26万3000人の従業員を抱えている上に、置かれた状況も競合行に比べて厳しい。しかし、同行が人員削減に踏み切れば、事業環境が悪化している銀行業界全体に影響を及ぼすことになる。銀行は総じて、貸し倒れリスクの上昇といった状況に直面している。

  ウェルズ・ファーゴの広報担当者はコメントを控えた。

Headcount Cost

Wells Fargo's compensation cost relative to revenue is higher than peers

Source: Company filings

Note: Data as of Dec. 31, 2019

原題:Wells Fargo Readying Thousands of Job Cuts to Start in 2020 (1)(抜粋)

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