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マッカーシズムに似た「被害妄想」と米国の政策を批判-中国外相

更新日時
  • 「中国の脅威」の人為的創出は自己実現的予言につながる可能性
  • 中国はあらゆるレベルで米国との対話メカニズム再開がいつでも可能

中国の王毅外相は9日、米国の対中政策を批判する一方で、緊張が高まる両国関係を軌道に戻すための提案を行った。

  同相は北京でのフォーラムで、「米国の対中政策は今、事実としての証拠を欠く戦略的に誤った判断」に基づいており、「感情的なカタルシス」と第2次世界大戦後に米国で広がった反共産主義運動マッカーシズムに似た「パラノイア(被害妄想)」に満ちていると主張。その上で「さまざまな『中国の脅威』の人為的創出は最終的に、自己実現的予言につながる可能性がある」と述べた。

China's Foreign Minister Wang Yi Holds Foreign Policy And Relations Briefing

王毅外相

  中国はあらゆるレベルでの米国との対話メカニズム再開がいつでも可能だと王外相は説明。両国は今抱えている問題を、協力と対話、相違という3つのグループに分類し、複数のシンクタンクを中心に調査を行っていくことを提案した。

  また、米中両国は国交正常化後で最も深刻な課題に直面しているとも指摘。中国は対米政策で高水準の安定・継続性を維持しており、米国との衝突や対立は望んでいないと語った。

  王外相は新型コロナウイルスの治療法やワクチン研究、景気回復について、中国は米国との意思疎通をさらに行う意向だとも話した。

原題:China Says U.S. Policy Is Driven by ‘McCarthy-Style Paranoia’、China Foreign Minister Calls for U.S. Dialogue ‘at All Levels’(抜粋)

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