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米大統領選、結果確定が遅れる可能性に備えよ-ゴールドマンが警告

  • 新型コロナと郵送投票の増加、結果判明に時間がかかるリスクを増幅
  • 現在の市場、バイデン氏勝利を61%と示唆-ゴールドマン

11月の米大統領選前後に市場のボラティリティーが拡大する事態に備えるよう、ゴールドマン・サックス・グループは投資家に呼び掛けている。新型コロナウイルスが投票結果の集計を「ひどく複雑にする」とし、ヘッジを12月限まで延ばしておくよう勧めた。

  デービッド・コスティン氏らゴールドマンのストラテジストは7日付のリポートに、「予備選の結果発表が遅れるなど、集計時間が長くなる前例はある。タームストラクチャーもやや逆ざやだ。これらのことから、われわれは11月限よりも12月限のヘッジを志向している」と記載。「(1876年の激戦に加え)2000年の大統領選結果確定も数週間遅れた。さらに最近の予備選挙では郵送投票の利用が増え、11月の投票でもそうなる可能性がある。選挙に関連したボラティリティーが投票日以降も続くリスクは高いとみている」との見方を示した。

  コスティン氏によると、現在の市場のプライシングは民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領が大統領に当選し、民主党が上院の過半数を奪還、下院の過半数も維持することを示唆している。市場が見込む現在の確率はバイデン氏勝利が62%、民主党の上院過半数は61%、下院が85%だという。これらの確率は2月後半にはそれぞれ43%、30%、61%だった。

Prediction markets bet against Trump while stocks rise

原題:
Goldman Warns Investors to Hedge for U.S. Elections Delay(抜粋)

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