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【欧州市況】株続落、新たな感染拡大懸念-ドイツ債上げ幅縮小

8日の欧州株は続落。決算発表シーズンを控える中、新型コロナウイルスの新たな感染拡大への不安が続いている。ユーロ圏が刺激策で合意できるのかどうかについても懸念が広がった。

  ストックス欧州600指数は0.7%下落。銀行や自動車、建設が売られた。欧州連合(EU)は景気刺激策で合意に至るとの見方にハンガリーのオルバン首相が冷や水を浴びせると、株価は一段と下げた。

  英銀HSBCホールディングスは2.9%安。米政権が香港をベースとする銀行に制裁を科す方法を探っていることが伝えられ、売り材料となった。

  プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「すでに多くの企業が利益予想を引き下げている」と指摘。「一般的に考えて、そうした材料は相場にはほぼ織り込み済みだろう。従って相場の流れを止めるほどのネガティブな大型ニュースはないとみている」と述べた。

European stocks lose a little steam following second-quarter rally

  欧州債はドイツ債が上げ幅を縮小した。英国債は朝方の勢いが続かずほぼ変わらずで取引を終えた。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して165bp。イタリアのグアルティエーリ経済財務相が必要に応じて欧州安定化メカニズム(ESM)の信用枠を活用する考えを示すと一時、スプレッドは縮小した。

  ドイツ10年債利回りは1bp低下してマイナス0.44%。フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.13%。イタリア10年債利回りは1.20%で変わらずだった。

原題:Bunds Pare Gains, Curve Flattens; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

European Stocks Drop on Virus Wave Worries, Stimulus Plan Doubts(抜粋)

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