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ECB、次回会合は政策維持か-大規模措置の効果検証の時期と総裁

  • フィナンシャル・タイムズ紙掲載のインタビューで発言
  • 大規模措置は「効果を示した」-今はデータ検証に「十分な時間」

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、次回会合での金融政策維持を示唆した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた経済の支援で前回発表した大規模な緊急措置は、市場安定化に寄与している。

  8日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に掲載されたインタビューで同総裁は、新型コロナ流行後に打ち出した措置は「効果を示した」と語った。ECBは6月の会合でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模をほぼ倍増させ1兆3500億ユーロ(約164兆円)とした。

European Central Bank President Christine Lagarde Announces Rate Decision

ラガルドECB総裁

フォトグラファー:Alex Kraus / Bloomberg

  ラガルド総裁は「非常に大きな措置を講じた」ので、今では経済データを「注意深く検証する十分な時間がある」と語った。

  総裁のFT紙に対する発言は、ECBが様子見の姿勢に転じたことを確認させるものだ。シュナーベル理事は7日、リセッション(景気後退)は予想よりも「やや浅く済む可能性」があると発言していた。

  ラガルド総裁はまた、「気候変動と闘うあらゆる方法を探りたい」とも述べた。資産購入を含む中銀のあらゆる活動をより「グリーン」にしていくことが検討対象に含まれる可能性がある。

原題:
Lagarde Says ECB Has Time to Assess Stimulus Effectiveness(抜粋)

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