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香港市場、トランプ政権の揺さぶりに底堅さ発揮-HSBC株は下落

  • 8日の香港ドルは許容変動幅の上限付近で推移
  • ハンセン指数は一時1%を超える上げ-HSBC株は4.3%安

香港金融市場の動向が国際的な金融センターとしての将来を示す指針になるなら、香港の投資家はそれほど心配しなくていいかもしれない。

  米政府は中国による「香港国家安全維持法」制定を受け、対中制裁で複数の選択肢を検討。トランプ米大統領の側近の一部は香港ドルの米ドルとのペッグ(連動)制に打撃を与えることを望んでいると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ただ8日の香港市場はこうしたトランプ政権の揺さぶりにほとんど反応しなかった。香港ドルは許容変動幅の上限付近で推移し、香港株の指標ハンセン指数は一時1%を超える値上がりとなり、0.6%高で引けた。

  そうした中でも英銀HSBCホールディングスの香港上場株は売られ4.3%安で終了。香港国家安全維持法の施行で、750万人の香港住民だけでなく、香港に地域本部を置く約1300社の外資系企業にとっても先行き不透明感が増している。

Hong Kong's currency peg has held firm since 1983

  香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)はペッグ制について、これまでの発表以外にコメントすることはないと説明した。HSBCの広報担当者(香港在勤)もコメントを控えた。

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原題:Hong Kong’s Resilient Markets Just Knocked Down Another Big Test(抜粋)

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