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トランプ大統領が国防生産法を活用も、医薬品の国内生産義務化で

  • 医療供給網の中核的要素は安全保障で空母と同等に戦略的-厚生長官
  • 米製薬業界は主要成分について中国などの製造業者にほぼ頼っている

アザー米厚生長官は7日、医薬品製造における海外依存度軽減のため、トランプ大統領が国内生産の義務化で製薬会社に行政権を行使する可能性を明らかにした。

  アザー長官はブルームバーグラジオとのインタビューで、「医療分野の供給網の中核的要素がわれわれの安全保障にとって原子力潜水艦や空母と同じくらい戦略的であり、同じようなアプローチ、つまり中核的な国内生産能力で対処する必要があることを、新型コロナウイルスの感染拡大で痛感させられた」と語った。

  さらに、医薬品や防護具について「国防生産法(DPA)に基づく権限行使または国内製造への資金供給や奨励策の実施が求められることを意味するかもしれない」と述べた。

  米製薬業界は医薬品有効成分(API)と呼ばれる主要成分について中国など外国の製造業者にほぼ頼っている。新型コロナの感染拡大で中国の経済活動の多くが停滞した際、現地での医薬品生産は縮小した。再び生産を引き上げるため手抜き作業が行われ、安全性の低い医薬品が製造される恐れがあると専門家は懸念している。

原題:
Trump May Use Defense Powers to Require Domestic Drug Production(抜粋)

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