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ジャンク債の下落に備えるETF募集開始-北米社債バスケットに連動

  • 欧州上場ETFは高利回りポートフォリオの手軽なヘッジ手段目指す
  • 投機的格付け債相場の上昇ストップを見越した投資も可能になる

ロンドンに拠点を置くタビュラ・インベストメント・マネジメントは7日、北米約100社の高利回り社債バスケットに連動し、ジャンク債の下落に備える上場投資信託(ETF)の募集を開始した。ジャンク債の弱気投資家が売りを強める新たな手段となりそうだ。

  この欧州上場ETF(ティッカーTABS)は、クレジットデリバティブ(金融派生商品)を用いて、「BB」格付け債が中心で消費・工業セクターの比重が大きいCDX北米ハイイールド・クレジットショート指数に連動する。

  1口当たり純資産価格は約100ドル(約1万760円)、年間コストは50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。高利回り債ポートフォリオの手軽なヘッジ手段を目指し、投機的格付け債の最近の上昇がデフォルト(債務不履行)増加でストップすると想定した投資も可能になる。

  タビュラのジェーソン・スミス最高投資責任者(CIO)は「金融市場の指標は信用・経済指標に比べて楽観的だ。投資家は米国の高利回り債へのエクスポージャーを見直し、デフォルト増加に備える戦略を検討する必要がある」と指摘した。

Tabula ETF's index surged in March but has slipped amid junk rally

原題:New ETF Lets Investors Short 100 Junk Bonds in a Single Trade(抜粋)

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