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マイノリティーに著しい偏り、米食肉工場の新型コロナ感染者-CDC

  • 5月末で感染者1.62万人超え、死者86人-4月時点は4900人超、20人
  • 感染リスク高めた「顕著な要因」として長時間の濃厚接触に言及

全米の食肉加工工場での新型コロナウイルス感染症(COVID19)の流行は深刻化しており、マイノリティーの従業員が最も打撃を受けている。

  米疾病対策センター(CDC)が7日公表した報告書によると、検査で陽性になった食肉工場の従業員は5月末時点で1万6200人を超え、死者は86人に達した。4月時点では感染者4900人余り、死者20人だった。人種・民族について報告があった中では、感染者の87%がマイノリティーの従業員で、従業員全体に占める比率が3分の1に満たないヒスパニック系が56%を占めた。

  20余りの州の数百の施設を対象に集めたこのデータは、新型コロナの感染が食肉工場のマイノリティー労働者にいかに著しく偏って広がっているかを浮き彫りにしている。CDCは米食肉工場の感染リスクを高めた「顕著な要因」の1つとして、長時間の濃厚接触を挙げた。また、職場や交通手段の共有、密な住環境にも言及した。

  CDCは報告書で「人種・民族的マイノリティーグループに対する新型コロナの影響はまだ完全には分かっていない」とした上で、「ただ、足元のデータはこれらグループで発症や死亡が不釣り合いに多いことを示唆するものだ」と強調した。

原題:Almost 90% of U.S. Meat Plant Workers With Virus Are Minorities
(抜粋)

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