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サンタンデール、資本水準低下の可能性-新型コロナ対策の融資響く

スペインのサンタンデール銀行は新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた企業に貸し付けを拡大させた影響で、4-6月(第2四半期)に資本水準が低下した恐れがある。目標レンジ上限の達成はいっそう難しくなる。

  事情に詳しい関係者によると、普通株式等ティア1(CET1)比率は欧州規制当局の資本要件緩和で20-25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度の押し上げが見込まれるが、それでもなお低下した可能性がある。関係者はこれ以上の詳細には触れなかった。

  サンタンデールは資本バッファーの水準が欧州他行に劣っているとして、投資家から批判されてきた。新型コロナの危機と、スペイン政府が支援する小規模企業向け融資プログラムに積極的に関与してきたことが響き、CET1比率を年内に11ー12%の上限に引き上げる目標は厳しさを増しそうだ。3月末時点の同比率は11.58%だった。

  サンタンデールはコメントを控えた。

原題:
Santander Braces for Potential Capital Hit on Covid Loans (1)(抜粋)

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