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ドイツ銀、NY州当局に1.5億ドル支払いへ-エプスタイン被告巡り

  • エプスタイン被告の金融取引、有罪判決後もずさんな監視-DFS
  • 数百万ドルの訴訟和解金支払い、東欧の複数の女性への送金を手助け

ドイツ銀行は、ニューヨーク州の銀行監督当局に1億5000万ドル(約161億3000万円)を支払う。未成年者の性的搾取を目的とする人身取引の罪で起訴され、勾留中に死亡したジェフリー・エプスタイン被告の金融取引に対する5年間にわたるずさんな監視など、一連のコンプライアンス(法令順守)違反が理由。

  NY州金融サービス局(DFS)は7日、エプスタイン被告が死亡する前の数年間における資金の動きについて、新たな詳細を明らかにした。それによれば、ドイツ銀はエプスタイン被告が有罪判決を受けた後も取引関係を求め、同被告による数百万ドルの訴訟和解金支払いや、東欧の複数の女性に対する送金、「旅行、チップ、経費」として現金約80万ドルの引き出しを手助けした。

  今回の動きを受け、エプスタイン被告の被害者の間で説明責任や同被告の財産からの賠償を求める声が強まる可能性がある。

  同意審決でDFSは、キプロスのFBME銀行ならびにデンマークのダンスケ銀行との取引関係におけるドイツ銀の緩い監視体制も批判した。FBME銀とダンスケ銀はともに、世界的なマネーロンダリング(資金洗浄)スキャンダルに深く関わった。

  ドイツ銀はNY州当局に協力し、同意審決で提示された情報に同意した。

原題:Deutsche Bank’s Epstein Lapses Spur $150 Million N.Y. Fine (1)(抜粋)

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