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米大リーグ開幕にリスクも、コロナ検査巡りナショナルズなど練習中止

  • ナショナルズは検査結果の遅れを理由に6日午前の練習を中止
  • ジマーマン、ロス両選手は今シーズンへの出場見合わせを決めている

米大リーグの2019年ワールドシリーズで勝利したワシントン・ナショナルズは6日、シーズン開幕を控えての練習を中止した。選手や球団側は大リーグ開幕が賢明かどうか疑問を呈している。

  ナショナルズのゼネラルマネジャー、マイク・リゾ氏はこの日の発表文で、米大リーグ機構(MLB)の施設から検査結果が届くのが遅れていることを理由に、球団は午前の練習を中止したと明らかにした。ナショナルズとワールドシリーズで対決したヒューストン・アストロズも検査結果の遅れを受けて同日の練習を中止した。

  ナショナルズは発表文で「MLBの手順に沿って選手とスタッフ全員は7月3日に新型コロナウイルス感染症(COVID19)の検査を受けた」とした上で、「72時間たってもまだ検査結果を受け取っていない。選手やスタッフをリスクにさらして営業するわけにはいかない」と強調した。

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  ナショナルズのライアン・ジマーマン、ジョー・ロス両選手は既に2020年シーズンへの出場見合わせを決めている。 リリーフ投手のショーン・ドゥーリトル選手も5日に記者団との対話で、MLB側が検査結果を出すのが遅いことに不満を示した。

  ここ数日、一部のトップクラスの選手が不安を口にし始めている。米球界のスーパースター、マイク・トラウト選手は3日、妻が第1子を妊娠している状況にあって、新型コロナ流行中の出場に不安に感じていると明らかにした。その翌日にはロサンゼルス・ドジャース所属でサイ・ヤング賞の受賞歴があるデービッド・プライス投手が今シーズンの出場回避を表明した。

Washington Nationals MLB GETTY sub

2019年ワールドシリーズ第7戦でヒューストン・アストロズを破り、勝利を祝うワシントン・ナショナルズの選手

写真家:Tim Warner / Getty Images

  MLBは6日午後の発表文で、大部分の検査結果は予定通り伝えられたと説明。その上で、「残念ながら予想できなかった遅れが一部あった。祝日を含む週末に生じたこうした遅れには対処しており、再発は予想していない」とし、「練習中止で適切に対応した球団を高く評価する」とコメントした。

原題:Baseball’s Return in Peril After Champs Shut Down Training (1)(抜粋)

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