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フランス新内閣、ルメール経済・財務相が「復興相」兼任-外相も留任

  • 信任の厚いルメール経済・財務相が「復興」担当を兼任する形で続投
  • 財政と産業、中小企業を担当する閣外相3人がバックアップする体制

フランスのマクロン大統領が任命したカステックス首相率いる新内閣の閣僚名簿が6日公表された。新型コロナウイルス感染拡大で深刻な打撃を被ったフランス経済を救うミッションを掲げた。

  コロナ危機に見舞われる前の2月の段階では、フランスの成長率はユーロ圏の平均を上回り、過去10年余りで最も低い失業率と、外国人投資家呼び込みでの最高の実績を誇った。しかし、ロックダウン(都市封鎖)期間中に生産は急減し、債務は危険な水準まで急増。雇用破壊も甚大となり、今や絶望の淵をのぞく状況にある。

  知名度の低いジャン・カステックス氏を首相に任命したマクロン大統領は、信任するルメール経済・財務相を「復興」担当を兼任する形で続投させる。財政と産業、中小企業を担当する閣外相3人がバックアップする体制となる。ルドリアン外相も留任する。

  欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁は内閣改造前の週末の会議で、「物事が順調で債務が抑制されている時に政策発動余地を再構築する反景気循環的な財政政策を採用し、ドイツはケインズ主義者となった。ドイツは何とかそれができたが、フランスはできなかった」と語った。

Debt Burden

Coronavirus-linked spending is pushing up gross debt levels

Source: Eurostat, IMF

原題:Macron Picks a Government to Rebuild France’s Economy(抜粋)

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