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トヨタが8日も豪雨で稼働短縮、ダイハツは夜勤休止-影響長引く

更新日時
  • マツダは広島と山口の工場を一時休止、8日は通常操業に戻る予定
  • キヤノン、化学メーカーのデンカなど自動車以外の製造業でも休止に

トヨタ自動車は豪雨を受けて操業を停止していた福岡県内の宮田、苅田、小倉の3工場を、8日は稼働時間を短縮して再開する。子会社のダイハツでも7日の夜勤を休止しており、影響が長引いている。

  同社広報担当の土井賀代氏が明らかにした。通常午前6時から始まる最初のシフトを午前11時開始とする。仕入れ先や従業員の安全確保を優先する。設備など物的な影響は特にないという。トヨタは大雨を受けて6日夜勤の途中から3拠点での操業を中断していた。

  トヨタ傘下のダイハツ工業では6日午後から休止していた大分県の中津工場と福岡県久留米市のエンジン工場の操業を7日は再開。久留米市の工場のみ3時間ほど早く稼働を切り上げた。7日夜勤は両工場とも稼働を休止する。

  一方、マツダは7日、宇品工場(広島県)と防府工場(山口県)の夜間の操業を見合わせた。広報担当の太刀掛史絵氏によると、大雨予報や交通インフラの状況を考慮したという。両工場は6日から順次操業を停止したものの、7日午後は再開していた。8日は通常の操業に戻る予定という。

  影響は部品や部材のメーカーにも及んでいる。化学メーカーのデンカは6日夕方から、豪雨による浸水などのため大牟田工場(福岡県)とグループ会社の九州プラスチック工業(熊本県)の全プラントを停止。8日から点検作業を行い、順次再稼働することを予定している。

  同社の広報担当によると、大牟田工場では自動車の放熱材などを製造。現在は出荷できていないが、設備状況を確認しながら再開する。当面は在庫を活用して製品の供給が可能だという。設備の復旧や調達先の被災状況などについては、現時点では不明だとしている。

  ブリヂストンは福岡県の久留米市と朝倉市のほか、佐賀県鳥栖市の計3カ所のタイヤ工場の操業を6日午後から止めていたが、7日午前も引き続き停止。広報担当の谷口雅司氏によると、負傷者や物的な被害はなく午後からの操業については従業員の安全確保の観点から状況を見て判断するという。

  自動車関連以外ではキヤノンも7日、デジタルカメラなどを製造する長崎の工場を停止した。同社広報担当によると、大雨や交通状況を考慮したという。

(トヨタとダイハツの情報を追加して更新します)
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