コンテンツにスキップする
Photographer: PHILIP FONG/AFP
cojp

日本株は反落、海外景況感改善で医薬品や陸運が安い-半導体は下支え

更新日時
  • 米半導体売上高は予想より好調、ISM非製造業の上昇幅は過去最大
  • 米株先物は軟調推移、中国上海総合指数は堅調など海外株まちまち
Pedestrians wearing face masks stand in front of an electric quotation board displaying the numbers of the Nikkei 225 Index on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo on June 11, 2020. (Photo by Philip FONG / AFP) (Photo by PHILIP FONG/AFP via Getty Images)
Photographer: PHILIP FONG/AFP

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

7日の東京株式相場は4営業日ぶり反落。海外景況感の改善を受け、医薬品や陸運、電気・ガスなど景気に左右されにくい内需ディフェンシブ関連業種が売られた。米先物安が重しとなり、輸送用機器、銀行など金融株も安い。

  • TOPIXの終値は前日比5.44ポイント(0.3%)安の1571.71
  • 日経平均株価は99円75銭(0.4%)安の2万2614円69銭

〈きょうのポイント〉

  • 5月の米半導体売上高は予想より好調、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値
  • 6月の米ISM非製造業総合景況指数は57.1と4カ月ぶりの高水準-上昇幅は過去最大
  • アジア時間7日の米株先物は軟調推移、中国上海総合指数は堅調とまちまち

  セゾン投信運用部の瀬下哲雄運用部長は「新型コロナ感染第2波の懸念がある中でも米景況感は戻ってきている。景気は底を打ち、低金利もあって奈落の底に落ちるようなことはなさそうだ。ただ、水準はなお低いままで、少なくとも上は向いていない。V字回復にはほど遠い」と述べた。

  中国上海総合指数はきょうも続伸で始まった半面、米株先物は軟調に推移するなど海外株はまちまちの展開。東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは「ナスダックは確かに強いが、昨日の日本株は上昇を織り込んでいた」とし、きょうの日本株の下落について「これといった材料はない。昨日大きく上昇した反動だ」とみる。

  投資対象の二極化や海外景況感の底入れムードを背景として、業種別では医薬品や陸運など景気に左右されにくいディフェンシブ関連が売られた。セゾン投信の瀬下氏は「医薬品はパフォーマンスが良かった反動が出ている」とし、「低金利と不景気がセットで到来している環境下とあって、金利低下の恩恵を受ける銘柄はテクノロジー株やグロース銘柄に集中している」としていた。

  • 東証33業種では陸運や医薬品、電気・ガス、鉄鋼、輸送用機器、銀行、不動産が下落
  • 情報・通信やサービス、精密機器、小売、電機は上昇
反落
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE