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EU、ギリアドと「建設的」な協議-レムデシビル確保巡り

  • 欧州委のキリアキデス委員が16のEU加盟国を代表して協議-関係者
  • 米国は先週、ギリアドの数カ月分の供給ほぼ全て押さえる合意締結

欧州連合(EU)当局者は6日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬レムデシビルを確保するための取引に向けて米ギリアド・サイエンシズの幹部と会合を持った。

  EUの行政執行機関である欧州委員会のキリアキデス委員(保健衛生・食の安全担当)はドイツ、ベルギー、オランダ、オーストリア、デンマークを含む16のEU加盟国を代表して購入についてギリアドと協議した。協議の前に事情に詳しい関係者が匿名で語った。同委員はギリアドの生産能力や供給スケジュールについても質問する見込みだったという。

  欧州委は電子メールで「レムデシビルの生産能力とEU加盟国によるアクセスについて」6日午後にギリアドとの「建設的な」協議が続けられたと説明。「協議は今後、技術的なレベルで進められる。こうした協議の秘密性を踏まえると、現段階でこれ以上の詳細は明らかにできない」と説明した。

  協議は米国が先週、ギリアドによる今後数カ月分のレムデシビル供給をほぼ全て押さえる合意を結んだことが背景にある。これを受けて、他国は十分な在庫を確保できないとの懸念が広がっていた。

  キリアキデス委員は6日のギリアドとの協議後、「われわれの主な目的は全EU加盟国でCOVID19患者のニーズをできるだけ速やかに満たせるようにすることだ。迅速かつ幅広く公平なアクセスを確保するため、協調的なEU調達手続きを支援する用意がある」とコメントした。

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原題:
EU Cites ‘Constructive’ Talks With Gilead Over Virus Drug (1)(抜粋)

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