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ウォール街、バイデン氏勝利の影響を過度に悲観-JPモルガン

バイデン前副大統領

バイデン前副大統領

Photographer: Alex Wong/Getty Images North
バイデン前副大統領
Photographer: Alex Wong/Getty Images North

11月の米大統領選でバイデン前副大統領が勝利した場合の金融市場への影響について、ウォール街は悲観し過ぎていると、JPモルガン・チェースのドゥブラフコ・ラコス・ブハス氏、マルコ・コラノビッチ氏らストラテジストが6日付リポートで指摘した。

  それによると、中道路線に落ち着くという昔からの傾向や、インフラ支出から恩恵を受ける可能性、関税を巡る摩擦の軟化、賃金増など数多くの要素が、バイデン氏が市場寄りになる可能性をアナリストが現在考える以上に高め得る。さらに大企業への課税は多くが予想するほど大きくないだろうとし、連邦最低賃金引き上げの企業への影響は正味でプラスになるとの見方も示した。

  「11月の民主党勝利は株式にマイナスの影響を及ぼすというのがコンセンサスの見解だが、そうした結果は中立あるいはわずかなプラスの影響を及ぼすというのが、当社の認識だ」と説明した。

  民主党躍進の市場への影響が比較的穏やかになりそうだとの見解は、そのほかにも示されている。連邦政府の政策決定を長年追跡しているスコウクロフト・グループの専門家らは先月、バイデン大統領誕生の可能性を投資家は懸念しなくていいとの見解を表明。バイデン氏は貿易に関し、トランプ大統領よりも混乱の少ないアプローチをとるかもしれないと予想した。クレディ・スイスのジョナサン・ゴラブ氏は、増税に向かう可能性は「逆風だが、障害ではない」と指摘した。

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  JPモルガンは、バイデン氏当選の場合に勝ち組になりそうな銘柄としてテスラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、キャタピラー、アップルなどを挙げた。逆にアパッチやノースロップ・グラマン、AT&T、ウィン・リゾーツなどはアンダーパフォームが見込まれると指摘した。

原題:JPMorgan Says Wall Street Is Too Negative About a Biden Win(抜粋)

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