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債券は長期や超長期中心に上昇、30年債入札の好結果を受けて買い優勢

更新日時

債券相場は上昇。この日行われた30年利付国債入札が順調な結果となったことが好感され、長期債や超長期債を中心に買いが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.03%に低下
  • 新発20年債利回りは一時0.43%、新発30年債利回りは一時0.62%、新発40年債利回りは0.65%と1bp低下
  • 長期国債先物9月物の終値は12銭高の151円87銭。夜間取引で堅調に推移した流れを引き継ぎ小高く始まり、30年入札結果を受けて一時151円91銭まで上昇

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 30年債入札は最低落札価格が市場予想を上回り、応札倍率も高く順調だった
  • 入札結果が強かったことを好感して先物が上昇し、つれて長期債も買われた
  • 利回り曲線のスティープ(傾斜)化もちょっと一服したのではないか

三井住友DSアセットマネジメントの深代潤上席参与

  • 30年債入札は事前にそれなりに調整し新銘柄でもあったので、結果は良好だった
  • これからも国債増発が続く一方で、超長期債を買い増さないという日本銀行のスタンスを考えると、利回り曲線には引き続きスティープ化圧力がかかるという印象を持たざるを得ない
  • 九州の水害の経済への影響次第で、今後さらに財政出動、国債増発に至るか注目している
長期国債先物9月物の日中取引推移

30年債入札

  • 最低落札価格は99円60銭と、市場予想の99円50銭を上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.92倍と昨年7月以来の高水準、前回は2.84倍
  • 小さければ好調な入札を示すテール(最低と平均落札価格の差)は8銭と、前回11銭から縮小
  • 備考:日本債券:30年利付国債の過去の入札結果(表)
30年国債入札の応札倍率推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.095%0.035%0.435%0.625%0.650%
前日比+0.5bp横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.0bp
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