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きょうの国内市況(7月6日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続伸、海外株高受け景気・業績の回復期待-全業種高い

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  東京株式相場は大幅続伸。米国株先物や中国上海総合指数の大幅高、為替の安定から、景気と企業業績の回復期待が強まった。電機など輸出関連、鉄鋼や非鉄金属など素材、小売りなど東証全33業種が高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比24.82ポイント(1.6%)高の1577.15
  • 日経平均株価は407円96銭(1.8%)高の2万2714円44銭

  ピクテ投信投資顧問の松元浩常務は「新型コロナウイルスの感染第2波懸念と株価上昇のスピード違反から相場は一休みしていたが、景気は大きな落ち込みからVやUなど形はともあれ少しずつ改善していく方向にあるのは確か」とし、「感染第2波懸念による株価下落が結果的に起きなかったことが株価上昇の引き金になった」と述べた。

  新型コロナに伴う景気サイクルで落ち込みと回復ともに先頭を走っている中国の株価が一段高となったことで、「全体の方向性が景気回復なら、景気敏感の日本株のエクスポージャー(リスク資産保有)を持っていないと投資家はパフォーマンスが出遅れる恐れが出ている」と、ピクテ投信の松元氏はみていた。

  • 東証33業種では証券・商品先物や海運、鉄鋼、非鉄金属、機械、空運などが上昇率上位

●債券は下落、リスク選好で売り優勢-あすの30年入札への警戒感も重し

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  債券相場は下落。国内株式相場の上昇やドル高・円安の進行によるリスク選好に加えて、あす実施の30年利付国債入札への警戒感から売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは前週末比2ベーシスポイント(bp)高い0.04%
  • 新発20年債利回りは一時2bp高い0.44%、新発30年債利回りは0.5bp高い0.625%
  • 長期国債先物9月物の終値は21銭安の151円75銭。午後に一段安となり、取引終了前に151円74銭まで下落

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 外部環境は日替わりで明確に方向が定まっていないが、取りあえずきょうの段階では日本株の強さや円安でリスクオンの流れ
  • あすには30年債入札も控えて上値が抑えられている
  • 30年債入札は順調に近い結果が見込まれるものの、その後も入札を控えて引き続き増発への警戒感があるため、利回り低下が進んでいくという環境ではない

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下
  • 買い入れ額は4200億円と、前回の4000億円から増額
  • 応札倍率は1.97倍、前回は2.52倍

●円全面安、株高でリスク選好の動き-ドルは107円台後半

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  東京外国為替市場では円が全面安。米株価指数先物やアジア株の上昇を背景にクロス円(ドル以外の対円相場)を中心にリスク選好の動きが強まった。ドル・円相場も円安方向に振れたが、オーストラリアドルやユーロなど他通貨に対してドルも売られたため、1ドル=107円台後半でもみ合った。

  • 円は主要通貨すべてに対して前週末の水準から値下がり。ドルも円以外の主要通貨に対して下落
  • 豪ドル・円は前週末比0.6%高の1豪ドル=75円08銭、一時75円12銭と6月10日以来の豪ドル高・円安水準
  • ユーロ・円は一時0.7%高の1ユーロ=121円62銭と6月16日以来の水準までユーロ高・円安が進行
  • ドル・円は0.2%ドル高の107円68銭。一時107円77銭まで上昇し、その後もみ合う

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • リスクオンでドル売り、円売りになっており、その流れでクロス円が上がっている感じ
  • 先週の米雇用統計が良い数字だったことでリスクオンになりやすい地合い。ただ、米国では新型コロナウイルスの感染拡大で規制を再び強めているところもあるので、このまま順調にリスクオン地合いが続く感じでもない
  • ユーロは復興基金への期待もあり、相対的に買われやすい地合いだが、シカゴ先物でもユーロの買いポジションが膨らんでいるので、上がったところでは利食いも出やすいとみている
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