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世界の市場は気迷い商状か、堅調な経済指標とコロナ感染増加で板挟み

  • 豪ドルは週明け6日の早朝取引で一時0.2%安
  • 市場は3つのドアの1つを選ぶ瞬間に向かう可能性-アクシコープ
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世界の市場は予想を上回る経済指標への楽観的な見方と、新型コロナウイルス感染の急増への懸念で板挟みの状態にある。

  6日早朝の外国為替市場は小動きとなる中で、オーストラリア・ドルは軟調で、一時0.2%下落した。オーストラリアでは最近、感染の増加が見られる。しかし、大きな懸念は米国で、同国での感染拡大で世界の感染者数合計は1130万人を超えた。

  米国の6月の雇用統計は著しい改善を見せたものの、ドルは先週下落し、1月以来最長の上昇局面が終了した。米国のシティ・エコノミック・サプライズ指数は過去最高に上昇した一方、主要国の同種の指数は2017年以来の高水準にある。

Citigroup's Surprise Index powers higher despite rising virus cases

  アクシコープのチーフグローバル市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は、ポジティブな数字とネガティブな数字の間を何週間も行きつ戻りつしてきたと指摘。1960年代に始まった人気テレビ番組「Let’s Make a Deal」のゲームで3つのドアのうち1つを開くような瞬間を市場は今後迎える可能性があると予想した。

  イネス氏は「1つめのドアの背後には、ワクチン発見で投資全開となる展開」があり、 「2番目のドアの後ろには、比較的楽観的な経済動向があるが、3番目のドアの裏には、破滅論者が座り、ウイルス感染リスクが7-9月(第3四半期)の経済成長へのより大きな打撃につながるとくぎを刺す」と述べた。

  こうした中、投資家の判断の助けになり得るのが、今週金曜日までに先進国で発表される経済指標だろう。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想によれば、5月のドイツ鉱工業生産とイタリアの小売売上高は回復が見込まれており、米国の購買担当者指数(PMI)はわずかな改善を示す可能性がある。

原題:Markets Torn Between Robust Economic Data and Rising Virus Cases (抜粋)

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