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米国の新たな景気刺激策協議、下旬に本格化へ-感染再拡大で依然急務

  • 上院の共和党議員らは7月末までに議会を通過させたい意向
  • われわれの仕事は終わっていない-ムニューシン財務長官

米景気回復の芽を脅かす新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、ホワイトハウスと議会には新たな景気刺激策の取りまとめを求める圧力が強まっている。

  米労働省が2日発表した6月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比480万人増と、予想を上回る伸びとなったものの、新たな景気刺激策が急務との感覚はワシントンでは弱まっていない。雇用統計は6月半ばの経済状況を映した数字で、米国内での感染拡大で企業活動の再開に急ブレーキが掛かる前のものだ。

  ムニューシン財務長官は2日にホワイトハウスでトランプ大統領と記者会見した際、「われわれの仕事は終わっていない」と述べ、大統領が次の法案で子供や雇用などの保護に必要な措置を講じると表明していると付け加えた。

米雇用統計:6月の非農業部門雇用者数480万人増-予想上回る

  追加刺激策を巡る交渉は上院の休会明け7月20日まで本格化しない。共和党上院議員は月末までに法案を可決させたい意向だが、8月にずれ込む可能性もある。

  しかし、次の刺激策法案がどんな内容になるかはまだ不透明だ。下院民主党は5月に、3兆5000億ドル(約376兆円)規模の法案をまとめたが、上院共和党は同案を退け、支出総額で最大1兆ドル規模のパッケージを議論している。

  次の景気刺激策に関する議会とトランプ政権の議論の大部分は、企業と失業者への追加支援や個人向け給付金第2弾、医療やインフラ予算、雇用主の責任限度、州・地方政府支援など複数の重要項目に集中している。

原題:Trump, Democrats Set Out Terms for Next Round of Virus Relief(抜粋)

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