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タイガーやコーチューの株式ヘッジファンド、上期に2桁リターン記録

  • 株式投資のバイキングやライト・ストリートも運用成績がプラス
  • いずれも「タイガー・カブ」のメンバーが運用、市場上回る

チェース・コールマンやフィリップ・ラフォント、アンドレアス・ハルボーセンの3氏がそれぞれ率いる株式ヘッジファンドが1-6月(上期)に2桁のリターンを記録した。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を背景に値動きが激しかった米株式相場のパフォーマンスを上回った。

  事情に詳しい複数の関係者によると、コールマン氏が創業したタイガー・グローバル・マネジメントでは旗艦ヘッジファンドの運用成績がプラス17%前後に達した。6月は約6.5%のプラスだったという。一方、ハルボーセン氏のバイキング・グローバル・インベスターズは同月にプラス2%となり、年初来のリターンは11%。別の関係者が明らかにした。

  さらに他の関係者によると、テクノロジー分野に投資するコーチュー・マネジメントは6月が26日時点で8.6%、年初来は19%のそれぞれプラス。グレン・キャッチャー氏創設のライト・ストリート・キャピタル・マネジメントも好調で、通信やメディア、テクノロジーが専門の旗艦ヘッジファンドが6月に7.1%、年初来で36%のプラス、別のロングオンリーのファンドはそれぞれ10%、32%のリターンを上げた。

  S&P500種株価指数は1-3月(第1四半期)に20%下落したが、米金融当局が前例のない市場支援策を講じる中で4-6月(第2四半期)は20%上げ、1998年以来の上昇率を記録。ナスダック100指数は上期に16%上昇した。

  これら運用担当者は、著名投資家ジュリアン・ロバートソン氏のタイガー・マネジメントに勤務した経験があり、その後自らヘッジファンド会社を創業したいわば門下生で、「タイガー・カブ(幼獣)」と呼ばれる。それぞれの企業の担当者はコメントを控えた。

原題:
Tiger Global, Coatue Score Double-Digit Fund Gains in 2020 (1)(抜粋)

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