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ジャンボ機時代に幕か、ボーイングが747生産打ち切りへ-関係者

  • 財務諸表の文言の微妙な変化から読み取ることができる-関係者
  • コロナ禍で最後の747の買い手探しは容易でない可能性も

ボーイングは従業員にはまだ伝えていないが、ジャンボジェット機747型機の生産を打ち切る見通しだ。双通路型機のパイオニアである747の半世紀にわたる歴史に終止符が打たれることになる。

  最後の747-8型機が約2年後にシアトル地域の工場で生産を終える見込みだと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。この決定はまだ報道されていないが、財務諸表の文言の微妙な変化から読み取ることができるという。

  事実ならこれは航空愛好家が長い間恐れてきた瞬間であり、エンジン4基を有する2階建て超大型機の終焉(しゅうえん)を示唆する。欧州の航空機メーカー、エアバスは既に最後のA380ジャンボ機を製造する準備を進めており、機体部品を運ぶ最終便が先月フランス・トゥールーズの工場に到着した。

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ボーイング747の客室の模型(1966年)

出典:Getty Images経由のAFP

  また、747型機はもう一つの屈辱的な事態に直面している。新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)を受け、ボーイングは最後に製造される747の購入者を探し回らなければならなくなる恐れがある。

  エージェンシー・パートナーズのアナリスト、サッシュ・ツーサ氏は「結局のところ、超大型航空機が必要となる航路の数は信じられないほど少ない」と指摘した。

Jumbo Shrimp

Orders for jumbo jets have been weak over the last decade

Source: Company data compiled by Bloomberg Intelligence

Note: Data include cancellations

原題:
Boeing Quietly Pulls Plug on the 747, Closing Era of Jumbo Jets(抜粋)

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