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ドイツ議会、ECBの債券購入を支持-憲法裁判断による膠着に幕

ドイツ連邦議会(下院)は2日、欧州中央銀行(ECB)の債券購入プログラムを支持する動議を可決した。ドイツ連邦憲法裁判所の判断に端を発した法的な膠着(こうちゃく)状態に終止符が打たれた形だ。

  連邦憲法裁は5月、2015年に始まった「公的セクター購入プログラム(PSPP)」は違憲の可能性があるとし、ECBが3カ月以内に政策が適法である根拠を示さなければ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)の国債購入プログラムへの参加は中止されるとしていた。

  メルケル首相が属するキリスト教民主同盟(CDU)などの連立パートナーや緑の党、自由民主党(FDP)はこの日、PSPPに関するECBの説明を受け入れる動議に賛成票を投じた。ドイツ政界の既成勢力が欧州の団結を維持しようとしていることを示す動きだ。

  ドイツ議会による支持は、今後もドイツ連銀が同プログラムに残れることを意味する。ECBのメルシュ理事はこの日の早い段階で、ドイツ連銀の債券買い入れ継続には「何の障害もない」とみていると語り、一足早く勝利宣言していた。

原題:
German Parliament Backs ECB Bond-Buying After Court Standoff (1)(抜粋)

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