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Photographer: Ulrich Perrey/AFP via Getty Images
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レムデシビル十分確保と欧州-米国への7-9月供給合意で不安広がる

  • 米国は7-9月の生産分ほぼ全ての提供を受ける合意結んだ
  • 米国が他の地域差し置いて治療薬・ワクチンに早期アクセスとの懸念
Vials of the drug Remdesivir lie during a press conference about the start of a study with the Ebola drug Remdesivir in particularly severely ill patients at the University Hospital Eppendorf (UKE) in Hamburg, northern Germany on April 8, 2020,
Photographer: Ulrich Perrey/AFP via Getty Images

英国やドイツ、スイスなど欧州諸国は米製薬会社ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬レムデシビルについて、十分な供給を同社から確保できないとの懸念払拭(ふっしょく)に努めている。米国が7-9月の生産分ほぼ全ての提供を受ける合意を結んだためだ。

  英国は事前確保で5月にギリアドと取り組んでおり、レムデシビルを必要とする国民保健サービス(NHS)の患者全員の治療に十分な量が現在あると、当局者が1日に電子メールで質問に回答した。スイスは重症患者のために確保してあると政府報道官が明らかにした。

  アザー米厚生長官は6月29日、ギリアドで7月に想定される生産分の100%と8、9月の同90%を米国が確保するという「素晴らしい合意」を得たと発表。これをきっかけに、米国など一部の豊かな国が他の地域を差し置いて新型コロナの治療薬やワクチンへの早期アクセスを確保するとの懸念が広がった。

  オランダの保健当局によると、同国はギリアドから無償提供されたレムデシビルを十分に確保している。ドイツ保健相の報道官はメディアグループRNDに対し、国内には十分な供給があると語った。

原題:
Europe Says It Has Plenty of Gilead Covid Drug After U.S. Deal(抜粋)

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