コンテンツにスキップする
Photographer: PHILIP FONG/AFP
deals

日本株は小反発、ワクチン期待や米ISM製造業改善-自動車高い

更新日時
  • 新型コロナワクチン候補で好結果、都内新規感染者105人前後と報道
  • 米ISM製造業景況指数は大幅上昇、米下院は中国制裁法案を可決
A man wearing a face mask stands in front of an electric quotation board displaying the numbers of the Nikkei 225 Index on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo on June 11, 2020. (Photo by Philip FONG / AFP) (Photo by PHILIP FONG/AFP via Getty Images)
Photographer: PHILIP FONG/AFP

2日の東京株式相場は小幅に反発して取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発で前向きな報道が伝わったことや、米国で6月のISM製造業景況指数が節目の50を超えるなど大幅改善したことを受けて、自動車株が買われた。一方、米中対立や国内外の新型コロナウイルス感染者増への懸念が上値を抑えた。

  • TOPIXの終値は前日比4.15ポイント(0.3%)高の1542.76
  • 日経平均株価は24円23銭(0.1%)高の2万2145円96銭

〈きょうのポイント〉

  • 米ファイザーと独バイオNテック、新型コロナワクチン治験で好結果
  • 6月の米ISM製造業総合景況指数は52.6、市場予想49.8
  • FOMC、当局者らはYCCの必要性を確信せず-議事要旨
  • 米下院、香港国家安全法巡る中国制裁法案を可決
  • 東京都で105人前後の新型コロナ新規感染者、2カ月ぶり3桁-報道
  • 6月の米雇用統計データ、混乱必至か-日本時間2日午後9時半発表

  きょうは午後の取引時間中に、東京都の1日の感染者数が、5月2日以来2カ月ぶりに100人を超えたと伝わった。感染が再び増えている状況について、三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「経済再開が今のペースで進まないのではとの不安感が強まり、上値を追いかけていけないのが実情」と話した。

  日本株は一時下げに転じる場面も見られた。東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「新型コロナの感染状況への警戒を背景に先物主導で短期筋が売りを仕掛けている中、買いを入れる投資家は少ない」と説明した。米国市場が休場となる前に雇用統計など重要な経済指標の発表があるため、「投資家は身動きをとりづらい」とみている。

  野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは、米ISM製造業景況指数が50を超えて回復したことは「前日の米株の上昇の原動力にもなっており、日本株相場を支えるだろう」と話していた。

  • 東証33業種では空運、輸送用機器、保険、海運、陸運、銀行が上昇率上位
  • 鉄鋼、繊維製品、機械、化学などは下落
TOPIXの推移
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE