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米国株続伸、四半期では1998年以来の大幅高-金1800ドル

更新日時
US-HEALTH-VIRUS
Photographer: TIMOTHY A. CLARY/AFP
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30日の米株式相場は続伸。新型コロナウイルス感染拡大や米中通商対立を巡る懸念はあるものの、市場予想を上回る経済指標が支えとなった。S&P500種株価指数は四半期ベースで1998年以来の大幅上昇となった。一方、金先物はこの日、1800ドルを上回った。

  • 米国株は続伸-S&P500種は四半期で20%上昇
  • 米国債は下落-10年債利回り0.66%
  • ドル指数は低下、月末・四半期末要因も影響
  • NY原油先物は反落、四半期ベースでは1990年以来の大幅高
  • NY金先物が1800ドル突破、約8年ぶり-感染拡大で逃避買い

  S&P500種は前日比1.5%高の3100.29。ダウ工業株30種平均は217.08ドル(0.9%)高の25812.88ドル。ナスダック総合指数は1.9%上昇した。米国債は下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して0.66%。

  この日は、6月の米消費者信頼感指数が2011年以来の大幅上昇となったことが好感された。S&P500種は4-6月期に20%上昇した。ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は同四半期に31%上昇と、1999年以来の伸び率。ダウの4-6月上昇率は18%で、33年ぶりの大きな上げとなった。

  ただ、新型コロナ感染拡大ペース加速で経済活動の再開が後退するとの懸念から、市場の楽観論はこのところ揺らいでいる。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国での新規感染者数が1日当たり10万人に増加する恐れもあると上院の委員会で証言。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は下院金融委員会で、米国の景気回復には新型コロナをコントロール下に置くことが不可欠だとの見解を示した。

  ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのグローバル市場戦略責任者、エスティ・ドウェク氏は「相場の回復局面を逃した投資家が多いこと、また、弱気スタンスを維持したままの人や様子見の待機資金がどれだけあるかを考えると、相場の下押し圧力はより限定的になってきている」とリポートに記した。

  為替市場ではドル指数が低下。月末および四半期末のポジション調整に絡んだフィキシングが下げの一因となった。ポンドは1週間ぶりの大幅高。欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官が、離脱を巡る英国との合意は可能だとの認識を示したことが買いにつながった。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。一時は0.3%上昇し、4週間ぶりの高値をつけていた。4-6月期では約2%下げた。ドルは円に対して0.3%高の1ドル=107円93銭。ポンドは対ドルで0.8%高の1ポンド=1.2401ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は43セント(1.1%)安の1バレル=39.27ドルで終了。ただ四半期ベースでは92%高と約30年ぶりの高い伸びとなり、歴史的な相場急落から立ち直った。ロンドンICEの北海ブレント8月限は56セント安の41.15ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。金利水準の低さや新型コロナの感染再拡大で金の逃避需要が強まり、ここ8年余りで初めて1800ドルの大台を突破した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は1.1%高の1オンス=1800.50ドルで終了。日中は1.3%上昇して1804ドルと、中心限月として2011年11月以来の高値を付けた。

原題:U.S. Stocks Surge to Notch Best Quarter Since 1998: Markets Wrap、Dollar Falls, Extending Quarterly Loss; Pound Gains: Inside G-10、Crude Posts Best Quarter Since 1990 After Historic Price CrashGold Tops $1,800 for First Time Since 2011 With Virus Resurgence(抜粋)

(第5段落に市場関係者の見方を追加し、相場を最新にして更新します)
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