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日本株は反発、米ナスダック最高値や為替の円安を好感-輸出高い

更新日時
  • ナスダック7営業日続伸、マイクロソフトなど在宅勤務恩恵銘柄高い
  • ドル・円は午後1ドル=107円台で推移、前日終値時点は106円88銭
JAPAN-STOCKS
Photographer: PHILIP FONG/AFP
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Photographer: PHILIP FONG/AFP

23日の東京株式相場は反発。米ナスダック総合指数の最高値や商品市況高、為替の円安が好感された。自動車や電機など輸出関連、海運など景気敏感業種に買いが入った。陸運やサービスなど内需関連も上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比8.05ポイント(0.5%)高の1587.14
  • 日経平均株価は111円78銭(0.5%)高の2万2549円05銭

〈きょうのポイント〉

  • 米ナスダック総合指数は今年最長の7営業日続伸で最高値、マイクロソフトなど在宅勤務が定着する中で追い風を受けるとみられる企業への期待が継続
  • アップル、自社設計チップ搭載Mac年内発売-インテル製から移行
  • LME銅が上昇、チリ鉱山での供給混乱の可能性を懸念-NY銅も高い
  • きょうのドル・円は午後に1ドル=107円台で推移、前日の日本株終値時点は106円88銭
  • ナバロ氏:中国巡る発言は「信頼」について述べたものだった-報道
  • サウジが弾道ミサイル3発とドローン8機を迎撃-報道

  ナスダック総合指数の最高値や商品市況の上昇が好感され、内外需とも買い先行で始まった。大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「米国では新型コロナの感染者数は増えているが、重症化するペースは鈍化傾向にある」として、「感染拡大懸念より経済活動の再開の期待のほうが上回っている」と言う。

  もっとも、ナバロ米大統領補佐官による対中貿易合意打ち切りやサウジアラビアのミサイル迎撃が伝わると、下落に転じて波乱となる場面もあった。トランプ米大統領は中国との貿易合意は全く損なわれていないとツイートした。T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジストは米中関係について、「ナバロ氏は中国に強硬的だが、コロナ感染が再拡大する中、経済立て直しが最優先で米大統領も過度に強硬的な対中政策は打ち出しにくい」と分析していた。

  BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史日本株式運用部長は「人々の行動が日々緩まる中で、米自動車販売や商品市況など経済活動は戻りつつある。きょうのように一時的な騒動はあっても株価がすぐに戻るのは、相場の基調の強さを示している」と指摘。その背景として、「4-6月の経済の落ち込みより、世界の金融・財政の政策パッケージの存在感のほうがより大きいため」と述べた。

  • 東証33業種では輸送用機器やその他金融、倉庫・運輸、ゴム製品、繊維、電機、陸運、海運が上昇率上位
  • パルプ・紙や鉱業、空運、小売、医薬品、保険は下落
一時は波乱も
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