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Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
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ギリアド、吸入型レムデシビルの治験開始へ-使用拡大目指す

  • レムデシビルは現在、病院での点滴を通じて投与
  • 吸入タイプなら入院の必要がない軽度の患者も利用可能に
Signage is displayed outside Gilead Sciences Inc. headquarters in Foster City, California, U.S., on Thursday, March 19, 2020. Gilead Sciences stock jumped as much as 7% on Thursday, reaching a two-year high, as a Piper Sandler analyst doubled down on his call on the approval prospects for the biotech company's experimental therapy for the pandemic now sweeping the U.S.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬レムデシビルの吸入タイプについて臨床試験を開始する計画だ。効果が認められれば、使用が大きく広がる可能性がある。

  レムデシビルは5月に米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を取得して以来、COVID19入院患者の治療で頼る薬となっている。だが、5-10日間にわたり病院で点滴投与されなければならず、この点が利用を著しく制限している。

  吸入タイプであれば、入院の必要がない軽度の患者も含め、より幅広い層がレムデシビルを利用するきっかけになる。ギリアドは22日、吸入型レムデシビルにはぜんそく患者がよく利用するネブライザー(医療用噴霧器)が使われると説明した。

  ダニエル・オデイ最高経営責任者(CEO)は発表文で、「感染早期に病院外での投与が容易になる可能性がある」とし、「パンデミックの流れを止める上で大きな影響を持つようになるかもしれない」と期待感を示した。

  ギリアドは第1相試験向けに健康な被験者の募集を今週開始し、8月にはCOVID19患者を対象にした試験を開始したいとしている。

原題:
Gilead to Test Inhaled Form of Anti-Covid Drug to Widen Its Use(抜粋)

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