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ワイヤーカード、所在不明の現金19億ユーロは存在しない公算大

更新日時
  • 2019年通期および20年1-3月期の決算を取り下げると発表
  • マーカス・ブラウンCEOが辞任-株価下落に歯止め掛からず

ドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードは22日、2019年通期および20年1-3月(第1四半期)の決算を取り下げると発表した。所在が不明となっているバランスシート上の19億ユーロ(約2270億円)の現金は存在しない可能性が高いことも明らかにした。

  同社の株価は先週、財務諸表上の現金の約4分の1に相当する額が不明となっている問題で急落し、マーカス・ブラウン最高経営責任者(CEO)が辞任した。

  ワイヤーカードは発表資料で、「経営委員会はさらなる調査に基づき、銀行信託口座の残高19億ユーロ相当は存在しない公算が大きいと判断している」と説明した。

  同社の株価は22日のフランクフルト市場で一時50%余り下落。銀行団と今月末に期限を迎える融資枠の延長含めて「建設的に協議中」としているが、ここ3営業日の下落率はこれで90%近くに達している。

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原題:Wirecard Shares Plunge 50% as Missing Cash Scandal Deepens (1)、Wirecard Says Missing $2.1 Billion Probably Doesn’t Exist (4)Wirecard Says Missing Cash Likely Doesn’t Exist, Pulls Results  (抜粋)

(最終段落に株価を加えて更新します)
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