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Photographer: Daniel Acker/Bloomberg
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トランプ氏敗北の確率、市場は十分織り込んでいない-レイモンドJ

Campaign signs for Former U.S. Vice President Joe Biden, 2020 Democratic presidential candidate, lay outside during the Democratic Wing Ding event in Clear Lake, Iowa, U.S., on Friday, Aug. 9, 2019.
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

11月の米選挙でバイデン前副大統領が大統領に選ばれ、民主党が上院過半数を奪還、下院の過半数も維持するという「民主党圧勝」が実現し、結果的に増税や新たな金融規制がもたらされる可能性を、市場はまだ十分に織り込んでいない-。レイモンド・ジェームズがこう指摘した。

  アナリストのエド・ミルズ氏はリポートで、同社はバイデン氏が勝利する確率を55%に引き上げたと明らかにした。民主党が上院で過半数議席を獲得する可能性は50%、同党が下院の過半数を維持する確率は95%と見ているという。確率の算出には、新型コロナウイルスの感染拡大が招いた経済の混乱と、人種差別と警察の過剰暴力に抗議するデモが全米で展開していることを考慮した。一方で、選挙までにはまだ5カ月という「果てしなく長い」時間があり、トランプ大統領にはまだ勝つための道が残されているとの見方も示した。

  ミルズ氏によると、バイデン氏が当選した場合、株式は上下どちらの方向にも振れる可能性がある。「民主党の圧勝は市場にネガティブだ(特に2021年に規制が厳格化する業界では)というのが慣例的な見識だが、経済の不振から追加の財政支援が求められる可能性もある」と分析した。

Prediction markets bet against Trump as stocks rise

  FOXニュースが18日に発表した全国世論調査で、バイデン氏は支持率でトランプ大統領を上回り、そのリードを12ポイント差に広げた。先月は8ポイント差だった。

原題:
Markets Overlook Rising Odds of Trump Defeat, Raymond James Says(抜粋)

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