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英中銀、債券購入プログラムを1000億ポンド拡大-8対1で決定

  • チーフエコノミストのホールデン氏が資産購入枠の据え置きを主張
  • 今年の経済の落ち込みは5月時点の予測よりは軽度となるもよう

イングランド銀行(英中央銀行)は18日、債券購入プログラムを1000億ポンド(約13兆4000億円)拡大すると発表した。新型コロナウイルスがもたらしたリセッション(景気後退)への対策をさらに強化する。

  金融政策委員会(MPC)は8対1で購入枠の増額を決めた。チーフエコノミストのアンディ・ホールデン氏が購入枠の据え置きを主張した。政策金利は過去最低の0.1%で据え置いた。

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  雇用維持と企業救済に向けた大規模な支援パッケージの資金を確保するため英財務省が国債発行を増やす中で、中銀の購入拡大は政府の借り入れコスト抑制に役立つ。中銀は購入ペースが現在よりも緩やかになるとの見通しを示したが、必要に応じて再び加速させることもあり得ると付け加えた。

  今年の経済の落ち込みは5月時点の予測よりは軽度となるもようだとの見方も示した。債券購入は年末までに終了する見通しだとしている。

  今回の決定は広く予想されていた通り。新型コロナの影響に加えて英国が通商協定なしに欧州連合(EU)から完全離脱するリスクも踏まえ、エコノミストと投資家の多くは債券購入プログラムが年内に再度拡大されると見込む。マイナス金利やイールドカーブ・コントロールの導入を予想する声もある。 

原題:Bank of England Steps Up Virus Fight With Bond-Buying Boost (2)(抜粋)

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