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リフト、30年末までにEVに全面移行へ-温室効果ガス削減に向け

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  • 新型コロナは全てを見直す好機、EV移行で優位に立てるとジマー氏
  • リフトは18年に全世界で自社の車両からの排出を相殺すると表明

配車サービスの米リフトは、自社のサービスに利用する車両を2030年末までに電気自動車(EV)に全面移行する方針を発表した。ただ、それを実現するには、政策担当者や自動車メーカー、強力な充電ネットワークの支援に加え、何よりドライバーの協力が必要だ。

  新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため自宅待機要請が出される中、配車サービス各社は苦境に陥っている。ウーバー・テクノロジーズは6700人の削減を実施し、リフトは1000人余りをレイオフないし一時帰休とした。

  リフトの共同創業者ジョン・ジマー氏は、新型コロナがもたらした痛みを「全てを見直す」好機と位置付けており、それには自社のロゴが入った車両も含まれる。EVへの移行について、ジマー氏は「これにより、当社はさらに優位に立てる」と述べた。

  カリフォルニア州当局は1月、配車サービスの温室効果ガス排出量が平均的な乗用車を1旅客マイル当たり50%上回ると判定。同州は世界に先駆け、配車サービスからの排出削減に向けたルールを策定すると見込まれている。

  ブルームバーグNEFの運輸担当分析責任者、コリン・マッケラッチャー氏は「そうした規制により、同社はどのみち影響を受ける公算が大きい。このため、それに先んじて、独自の措置を打ち出そうとしている可能性がある」との見方を示した。

  ジマー氏は 「ビジネス上の利点がある」としたほか、「消費者はよりクリーンな車を求めており、当社のドライバーは営業コストの圧縮を望んでいる」と指摘した。

  リフトは18年、全世界で自社の車両からの排出を相殺するカーボンオフセットを表明していた。

原題:Lyft Says All Rides Will Be in Electric Cars by the End of 2030 (2)(抜粋)

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