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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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米上場の中国企業、株式非公開化が加速-金額ベースで15年以来大きさ

  • 今年4件の非公開化発表-金額ベースでは負債含めて計81億ドル
  • 米中の緊張激化-58同城や易車が米市場から離れる
New York Police Department (NYPD) officers stand neat the Nasdaq MarketSite in Times Square in New York, U.S., on Tuesday, April 21, 2020.morning.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米上場の中国企業による株式非公開化が加速している。金額ベースでは2015年以来の大きさだ。米中の緊張激化に対応する動きとなっている。

  中国最大のクラシファイド広告サイト運営会社58同城(58ドットコム)は15日、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社ウォーバーグ・ピンカスやジェネラル・アトランティックが主導する非公開化に合意したと発表した。

  また、テンセント・ホールディングス(騰訊)が支援する投資家グループは先週、自動車関連ウェブサイトを手掛けるビットオート・ホールディングス(易車)を11億ドル(約1180億円)の価値評価で非公開化すると明らかにした。

  ブルームバーグの集計データによると、米上場の中国企業は今年に入り4件の非公開化を発表。金額ベースでは負債を含めて計81億ドルに上る。前年同期はゼロだった。既に通年で298億ドルだった15年以来の大きさとなっている。

Go-Private Uptick

Chinese companies are pulling out of U.S. market at fastest pace since 2015

Source: Bloomberg

  中国のコーヒーチェーン、瑞幸咖啡(ラッキンコーヒー)など相次ぐ会計不祥事を受けて、トランプ米政権は中国企業への監督強化を検討している。ナスダックも新たな規則を計画しており、一部の中国企業にとっては新規株式公開(IPO)が難しくなり、世界最大の米資本市場へのアクセスが制限される可能性がある。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ベイサーン・リン、ティファニー・タム両氏は58同城が年内に非公開化を完了した後、最終的に中国上場を目指す可能性があると指摘した。

原題:China Inc. Leaving U.S. Market at Fastest Pace Since 2015 (2)(抜粋)

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