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J&J、コロナワクチン計画を加速-第2波に備えた「時間との闘い」

  • 7月後半に臨床試験開始、9月中旬に第3相試験を予定
  • 第3相試験には最大10万人参加も-ストッフルズ最高科学責任者
he Johnson & Johnson logo is arranged for a photograph in New York, U.S.
he Johnson & Johnson logo is arranged for a photograph in New York, U.S. Photographer: Scott Eells/Bloomberg
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Photographer: Scott Eells/Bloomberg

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) が新型コロナウイルスワクチンの試験を加速させている。予想される第2波に備えた「時間との闘い」だと同社の最高科学責任者は説明した。

  ポール・ストッフルズ氏はインタビューで「この夏に再来するのか分からない。来年再来するのかも分からない」とした上で、「最低限の備えでは十分でないだろう」と語った。

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ポール・ストッフルズ氏

Photographer: Michele Limina/Bloomberg

  再び感染が拡大する事態を回避するため、J&Jは今週、従来の想定より約2カ月早い7月後半に臨床試験を開始するとして、ワクチン候補の予定表を前倒しした。

  予定繰り上げが可能になった理由について、ストッフルズ氏は前臨床試験結果の強さに加え、初期のワクチンバッチの製造成功、当局の奨励を挙げた。

  ストッフルズ氏によると、J&Jは7月中旬までに健康成人1034人を対象に1回の投与と追加接種を含むレジメンの両方で試験を実施する。そのどちらを大規模試験で採用するか判断するためだとした。安全性と参加者の免疫反応を評価するこの試験は米国とベルギーで実施する。

  J&Jは初期の試験がうまくいけば、当初のスケジュールより早い9月中旬に米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と第3相試験を実施する予定だ。第3相試験は70%以上の感染阻止を確認することを目指す。ストッフルズ氏はこの水準について、業界内で「一般的で、受け入れられている目標」だとした。

  また同社が「感染拡大を終息させる」ための取り組みを強化する中で、第3相試験には最大10万人が参加する可能性があるとも説明した。

原題:
J&J Speeds Up Covid Vaccine Plans in Sprint Against Second Wave(抜粋)

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