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ヘッジファンドが香港見捨てるとの観測に懐疑的、なお拡大と業界団体

ヘッジファンドの業界団体は、香港に新たな運用会社が引き付けられる状況は続いているとし、中国による国家安全法制定に向けた動きを警戒し運用会社が香港から逃げ出しているとの観測に懐疑的な見方を示した。

  オルタナティブ投資運用協会(AIMA)によれば、今年は既にヘッジファンド運用会社、少なくとも6社が香港に拠点を築いた。AIMAのジャック・イングリス最高経営責任者(CEO)は、香港の一部運用会社はシンガポールでの事業拡大のためのライセンス取得を目指しているが、本拠地の香港を見捨てているわけではないと説明する。

  同CEOは11日、加盟メンバー向けの最新報告で「導入が見込まれる国家安全法により懸念は明らかに強まっているが、香港ヘッジファド業界の終わりを予想するのは、あまりに時期尚早だ」と指摘。香港はヘッジファンドにとって、アジア太平洋地域で最大の中心地であることに変わりはないと付け加えた。

  ロンドンに本拠を置くAIMAには2000社が加盟しており、メンバーのヘッジファンドやプライベート・クレジット・ファンドの運用額は合計2兆ドル(約215兆円)を超える。

原題:
Don’t Write Off Hong Kong’s Hedge Fund Hub as Firms Expand (1)(抜粋)

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