コンテンツにスキップする

小池都知事、「東京アラート」を週内に解除したい-インタビュー

更新日時
  • 休業要請緩和、カラオケなど含む「ステップ3」移行も目指す
  • 東京アラート解除、12日午前0時にステップ3移行へ-報道

東京都の小池百合子知事は11日のブルームバーグのインタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大について都民に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を週内に解除したいと述べるとともに、休業要請の緩和対象にカラオケや接待を伴わないバーを含める「ステップ3」への移行も目指す考えを示した。

  小池氏は英語でのインタビューで、東京アラートの週内解除の可能性についての質問に「そうしたい」と回答。さらに「あらゆるデータをチェックし、これらデータがアラートの基準を下回っていれば、規制を緩和しステップ3に移行する用意がある」と説明した。第2波への備えが最優先課題であり、日本政府と共にワンチームでウイルスと闘う必要があるとも語った。

  都内では11日、新たに22人の感染を確認したと、NHKが都の関係者を引用して報じた。都が設定した感染の状況を示す三つの指標のうち少なくとも二つで目安の数値を下回る見通しとなり、東京アラートを解除した上で12日午前0時にステップ3に移行する方針を固めたという。

  政府が5月25日に緊急事態宣言を東京都を含め全面解除したことを受け、都は26日から図書館などの文化施設を再開、飲食店の営業時間短縮要請も午後8時までから同10時までに緩和する「ステップ1」、6月1日からは劇場や映画館、スポーツジムなどの再開も可能となる「ステップ2」に移行したが、翌2日に新たに34人の感染が確認されたため、東京アラートを発動した。

  東京都のロードマップによれば、「ステップ3」に進めば、飲食店の営業も午前0時まで可能となる。

「東京アラート」発動後の都内の新規感染者数

7日以降は連続して20人下回る

出所:東京都

  アラート発動後、都は段階的に進めていた休業要請の緩和は変更しなかったが、小池知事は徹底した感染防止対策を求めた。特に夜の繁華街関連の感染が一定数見られることから、新宿区の歌舞伎町周辺では都職員らが感染防止を呼び掛ける見回りを実施した。その後は新規感染者数が30人を超えることはなく、10日は18人と4日連続で20人を下回った。 

  ロードマップによれば、東京アラートの発動や解除の判断には、新規陽性者数や感染経路不明の割合、週単位の陽性者増加率といった感染状況を示す指標に加え、医療体制などその他の状況も勘案する。アラート発動時に赤色に照らされてきたレインボーブリッジと東京都庁舎は、解除後は7色のライトアップに切り替えられる。

Olympics Displays Ahead of IOC Committee Meeting

赤く点灯されたレインボーブリッジ(8日)

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  

  

  

(11日の感染者数などに関する報道を追加して更新しました)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE