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東京五輪を簡素化へー関係者参加の削減や関連行事見直しと組織委

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Pedestrians wearing protective masks walk past an advertisement for the now-postponed Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games in Tokyo, Japan, on Monday, June 8, 2020. 

Pedestrians wearing protective masks walk past an advertisement for the now-postponed Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games in Tokyo, Japan, on Monday, June 8, 2020. 

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg
Pedestrians wearing protective masks walk past an advertisement for the now-postponed Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games in Tokyo, Japan, on Monday, June 8, 2020. 
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

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東京五輪組織委員会は10日、新型コロナウイルスの影響による延期に伴う負担を最小化するため、東京五輪・パラリンピック大会を簡素化すると発表した。大会関係者に対し参加の削減を要請するとともに、提供するサービスの水準や関連イベントの開催を見直しコスト削減に取り組む。

  同委員会はスイスのローザンヌで10日に開催された国際オリンピック委員会(IOC)の理事会でこの方針を説明。理事会後に都内で会見をした森喜朗会長は新型コロナの犠牲者も出た中で「大会は華美で派手であっては共感は得られない」と述べた。また、大会の中止については「全く議論していない」と強調した。

  会見に同席した武藤敏郎事務総長はサービス水準の見直しを中心とする簡素化の対象として200項目を洗い出した段階だとし、現時点では具体的なことは決まっていないと話した。聖火リレーは水準見直しの対象になるとした上で、具体的な日程の短縮については協議していないとした。

  IOC理事会側は、組織委員会から選手と競技を中心に据えた基本原則や簡素化の方針について説明を受け、これに同意したとのリリースをIOC公式ウェブサイトに掲載した。

  組織委は、21年の大会開催に向けて競技会場などとの交渉を続けており、追加経費の算定を進めている。武藤氏は、選手村の利用については来年の大会開催時の使用について、現在東京都と選手村の建設事業者11社との間で現在も協議が行われていると明かした。

  五輪開催を巡っては、IOCのコーツ委員長が10月に可否を判断する意向を示したとする先月の豪紙オーストラリアンの報道に対し、武藤氏はこれを否定し10月に本格的な議論が始まると修正するなど情報が錯そうしていた。コーツ氏は東京五輪が開催されない可能性にも言及していた。

  NHKは10日、IOCが感染予防対策や経費節減案をすべての国際競技団体などと共同で検討し9月に最終計画をまとめる方針だと報じていた。

(国際オリンピック委員会理事会の発表を第4段落に加えます)
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