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【欧州市況】株は続落、シクリカル銘柄に売り-スペイン債が下落

9日の欧州株は続落。ここ最近のシクリカル銘柄に対する循環買いの巻き戻しが続いた。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を翌日に控え、相場の回復度合いを見極めた。

  ストックス欧州600指数は1.2%安。5月半ば以降に大きく上昇した銀行や保険が特に売られ、2.5%かそれ以上の値下がりとなった。一方、よりディフェンシブな銘柄は比較的堅調だった。

  ユーロストックス50指数も下落。200日移動平均を試し、割り込んで取引を終えた。相対力指数(RSI)は買われ過ぎを示唆する70を下回った。

Euro Stoxx 50 fails to clear 200-DMA, falls below overbought zone

  フィデリティ・インターナショナルの資本市場ストラテジスト、カルステン・レームヘルト氏は「市場が調整の動きに入るのは非常に適切だ」と指摘。「今後一段と上昇する可能性を見据えた基盤を作る上で、値固めは有効かつ健全と言えるだろう。ここから大幅な下げがあるとは考えていない。10%以内の調整なら全く問題ない」と語った。

  欧州債はスペイン債を中心に周辺国債が下落した。スペインでは20年債が120億ユーロ売り出されたが、ストラテジストは80億ユーロと予想していた。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して180bp。スペイン10年債利回りは9bp上昇して0.63%となった。

  ドイツ債は利回り曲線がベアフラット化した。英国債は10年債までほぼ変わらずだったが、シンジケート団による30年債の売り出しを手掛かりに超長期債が上昇した。

  ドイツ10年債利回りは1bp上昇してマイナス0.31%、フランス10年債利回りは3bp上昇して0.08%。イタリア10年債利回りは9bp上昇して1.50%。

原題:European Stocks Slide With Cyclicals Losing Favor After Rally(抜粋)

Peripheral Bonds Lead Drop After Debt Sales; End-of-Day Curves(抜粋)

  

  

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