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【新型コロナ】世界経済6%縮小をOECD予測-ファウチ氏「悪夢」

更新日時
  • 流行第2波の発生確率は50%、その場合は7.6%縮小へ-OECD
  • 米、流行の終わり程遠いとファウチ氏-ドイツはEU外渡航警告延長
A researcher prepares reagents for testing the samples for the COVID-19 coronavirus at the laboratory of Kenya Medical Research Institute (KEMRI) where they have the capacity to test 384 samples per day in Kisumu, western Kenya.

A researcher prepares reagents for testing the samples for the COVID-19 coronavirus at the laboratory of Kenya Medical Research Institute (KEMRI) where they have the capacity to test 384 samples per day in Kisumu, western Kenya.

Photographer: BRIAN ONGORO/AFP
A researcher prepares reagents for testing the samples for the COVID-19 coronavirus at the laboratory of Kenya Medical Research Institute (KEMRI) where they have the capacity to test 384 samples per day in Kisumu, western Kenya.
Photographer: BRIAN ONGORO/AFP

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経済協力開発機構(OECD)は、新型コロナウイルスのパンデミックにより今年の世界経済が6%縮小するとの見通しを示した。流行第2波が発生するシナリオの確率も半分程度あり、その場合は7.6%の縮小を見込む。

OECD、20年の世界経済は6%縮小と予想-分断化を警告

  政府の新型コロナ対応策が強い批判を浴びているスウェーデンの保健当局は、感染例と死者数についての日々の会見を中止した。ドイツは欧州外への渡航に関する警告を8月31日まで延長する計画で、クルーズについても避けるよう「強く勧告」していると、ロイター通信が政府関係者の情報として報じた。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、今回のパンデミックは自身にとって「最悪の悪夢」だと述べた上で、米国の1日の新規感染例が3月以来の低水準となったものの、流行の終わりには程遠いとの見解を示した。

  米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによれば、世界の新型コロナ感染者は720万人を突破、死者は41万1000人を上回っている。

  ブラジルの最高裁判事は9日、同国保健省に対し、新型コロナ感染状況データの発表形式を48時間以内に元に戻すよう命じた。同省ウェブサイトに掲載されるコロナ関連データから累計の感染者・死者数などが5日以降省かれ、ボルソナロ政権が実数を隠そうとしているとの批判が強まっていた。

  9日夜には元の発表形式に戻り、感染者数は3万2091人増の計73万9503人、死者数は 1272人増の計3万8406人となった。

  韓国で確認された新型コロナ感染者は計1万1902人となり、24時間で50人増加した。中国の9日の新規感染症例は3件で、いずれも国外からの流入症例だった。無症状感染症例は新たに5件。メキシコでは9日、4199人の新規感染者が確認され、累計で12万4301人となった。死者は596人増の1万4649人。

  シンガポールは米ギリアド・サイエンシズ の抗ウイルス薬「レムデシビル」について、条件付きで新型コロナ感染症(COVID19)治療薬として承認した。ギリアドは安全性データ収集とレムデシビル使用のモニタリングが義務付けられる。

  米アップルはシリコンバレーにある本社のスタッフに対し、オフィスに戻る計画の第1段階を15日に開始すると伝えた。ただ、大半の従業員が少なくとも数カ月はオフィス勤務には戻らないと強調した。

アップル、本社オフィス勤務を15日に再開-第1段階「非常に限定的」

  世界保健機関(WHO)は9日、新型コロナウイルスの無症状感染者がどれほど他人にうつしやすいかについて、まだはっきりしていないとの見解を示した。前日には幹部の1人がそのような感染は「極めてまれだ」と発言し、物議を醸していた。

コロナの無症状感染者、ウイルス拡散に果たす役割はまだ不明-WHO

  全米の新型コロナ感染者数は9日午後の時点で、前日から0.9%増加し197万人に達した。増加率は過去1週間の平均である1.1%を下回り、3月以来最低となった。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。

  米ニューヨーク州のウェストチェスター、ロックランド両郡は9日、経済活動再開の第2段階に入った。ロングアイランドは10日に入る予定。ニューヨーク市のデブラシオ市長は9日、市内での新型コロナ検査の陽性率が初めて1%まで下がったことを明らかにした。ニュージャージー州は外出制限令を解除した。

  南アジアは先週、新型コロナ感染者数が世界で最も速いペースで拡大し、新たな中心地の1つとなった。ブルームバーグがまとめたデータによると、感染者増加率はパキスタンが27%、バングラデシュが19%、インドが17%。パキスタンとバングラデシュでは1日当たりの死者数が過去最多を更新した。

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原題:OECD Sees 6% World Slump; Fauci’s Covid Nightmare: Virus Update、Germany to Extend Non-European Virus Travel Warnings: Rtrs、U.S. Cases Slow; WHO Clarifies Comments on Spread: Virus UpdateBrazil Virus Data Ordered Released Amid Cover-Up Allegations (1)(抜粋)

(第1-3段落に情報を追加して更新します)
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