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バイデン氏、警察の予算打ち切り支持せず-トランプ氏の主張を一蹴

  • 警察が連邦政府資金を得るには一定の基準を満たす必要-バイデン氏
  • バイデン氏は白人警官による暴行で死亡した黒人男性の遺族を訪問

バイデン前米副大統領は警察の予算打ち切りを支持していないと同氏の陣営が8日表明した。11月の米大統領選で民主党バイデン氏を迎え撃つ現職のトランプ大統領は、警察の蛮行に抗議するデモ隊の一部が求める「ディファンド・ザ・ポリス(警察の予算打ち切り)」をバイデン氏が支持しているかのように印象付けようとしている。

  バイデン氏陣営のアンドルー・ベイツ報道官は声明で「数カ月前の刑事司法に関する提案で明らかなように、バイデン氏は警察への資金を打ち切るべきとは考えていない」とコメント。同氏は警察官が着用するボディーカメラへの資金のほか、地域の治安維持に3億ドル(約325億円)の追加拠出を求めていた。

  バイデン氏は警察の「改革が急務」であることには支持を示しており、公立学校やメンタルヘルス、薬物乱用治療など幅広い分野での追加財源も求めている。この日のCBSニュースのインタビューでは、警察予算打ち切りへの反対姿勢をあらためて示した上で、警察が連邦政府の資金を得るためには特定の基準を満たす必要があると述べた。

  バイデン氏はテキサス州ヒューストンを訪れ、白人警官による暴行で死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさんの遺族を訪問。同地でのインタビューで「警察が良識や尊厳に関する一定の基本的な基準を満たしているかどうかに基づき、連邦政府から警察への条件付き支援を支持する」とした。

  同氏は夫人と共に、フロイドさん遺族とレストランで1時間を超えて面会したとしている。

参考記事
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原題:
Biden Opposes Defunding Police, Rejecting Trump’s Claims (1)(抜粋)

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