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ECBの追加金融緩和は正当、物価安定に重大なリスク-ラガルド総裁

  • 債券購入プログラムの全体的な効果、「圧倒的にポジティブ」
  • ラガルド総裁が欧州議会のバーチャル公聴会で発言
ラガルド総裁

ラガルド総裁

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
ラガルド総裁
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)の金融緩和拡大は物価安定に「重大なリスク」が生じているため正当化されると、ラガルド総裁が主張した。

  ラガルド総裁は8日、欧州議会のバーチャル公聴会で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に対応する「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」を6000億ユーロ(約74兆円)増額して総額1兆3500億ユーロとした先週の決定について、全体として「圧倒的にポジティブ」な効果が得られると語った。

Inflation Scenarios

The ECB sees price pressures building only gradually in coming years

Source: ECB

  PEPPなどの「措置は景気の落ち込みやデフレ入りを防いだだけでなく、雇用支援や金融安定へのリスク低下にも役立っている」と指摘。「PEPP拡大の決定はいっそうの深いリセッション(景気後退)を回避し、正常化への道筋を速めたという点で欠かせなかったと後になって分かるだろう」と続けた。

  PEPPは「一時的で均整が取れ、的を絞ったものだ」と述べ、「インフレ率が確実に目標に向かうよう必要に応じてあらゆる政策手段を調整する決意と用意」が政策委員会にあることを裏付けていると説明した。

原題:
ECB’s Lagarde Says Severe Risks Justified Latest Stimulus Boost(抜粋)

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