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ドラッケンミラー氏、「あまりに慎重過ぎた」-株式相場の上昇局面で

ヘッジファンド運用者のスタン・ドラッケンミラー氏は8日、このところの株式相場の上昇局面において「あまりに慎重過ぎた」との考えを明らかにした。同氏は先月、株式の保有について警告を発していた。

Duquesne Family Office CEO Stanley Druckenmiller Interview

スタン・ドラッケンミラー氏

  新型コロナウイルス感染症(COVID19)拡大に伴う米経済停滞にもかかわらず、S&P500種株価指数は3月の安値から40%余り上昇している。また、5日発表された5月の雇用統計が予想外に明るい内容だったことから相場は勢いづき、同指数は同日に2.6%上昇した。

  ドラッケンミラー氏は米経済専門局CNBCのインタビューで、「相場が底を付けた日の私のリターンはプラス2%だった。その後40%の上昇局面ではプラス3%だ」とし、「絶好の機会を逃した。今後もこのようなことはあるだろう」と述べた。

  ドラッケンミラー氏は5月、株式のリスク・リターン計算はこれまでの職業人生で見た中で最悪だと指摘。当局の景気刺激プログラムでは世界経済が見舞われている問題は解決できないと述べていた。

ドラッケンミラー氏、株のリスク・リターンは職業人生の中で最悪

  だが新型コロナを巡る状況が改善し、多くの地域でロックダウン(都市封鎖)の解除が始まったことで、楽観が強まっている。

  ドラッケンミラー氏は「経済活動再開への楽観によりCOVID19で打撃を受けた企業の多くが力強く回復していることと、ワクチンへの期待が相乗効果をもたらしているのは明らかだ」と述べた。

原題:Druckenmiller Says He Was ‘Far Too Cautious’ During Rally (1)(抜粋)

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