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欧州CLOを80%値引きし売却、ヘッジファンドCQS-関係者

資産家マイケル・ヒンツ氏のヘッジファンド運営会社CQSは4月、現金を確保するため、保有するローン担保証券(CLO)を額面の80%相当値引きして売却した。情報が非公開だとして関係者が匿名を条件に明らかにした。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でクレジット市場が打撃を受ける中、CQSは欧州CLOの最低格付けトランシュを、額面の約5分の1の価格で少数の銀行グループに売却したという。

  ロンドンに本拠を置くCQSの広報担当者はコメントを控えた。

  市場参加者らによると、CLO取引は3月と4月にほぼ干上がった。裏付けとする債権プールの質に応じて、米国のCLOは額面1ドルに対し20セントから80セントのプライシングだったという。欧州CLOも同程度の価格だった。

  CLOのようなストラクチャードクレジット資産を借入資金で購入したヘッジファンドは、投資家による資金引き揚げと、ファンドへの貸し手によるレバレッジ縮小という二重苦に陥った。こうしたファンドは流動性確保を迫られ、それが投げ売りを招いた。

原題:
CQS Said to Sell European CLOs at 80% Discount in Market Turmoil(抜粋)

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