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英政府、香港居住者に市民権獲得の道開く可能性-国家安全法巡り

  • 海外市民旅券を持つ約30万人の英国在留権拡大を表明-ラーブ外相
  • 中国に28日採択した香港国家安全法制定の方針撤回迫る

ラーブ英外相は28日、中国が香港国家安全法を制定する方針を撤回しない限り、英政府発行の海外市民(BNO)旅券を持つ約30万人の香港居住者に市民権獲得への道を開く考えを示した。

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ラーブ外相

写真家:Simon Dawson / Bloomberg

  ラーブ氏はBNO旅券を保有する香港市民の英国在留権を拡大すると表明。同旅券の保有者は現在、英国に最長6カ月滞在できるが、この制限を撤廃し12カ月間の滞在や就労・学業申請を認めるという。延長も可能とし、「これは将来的な市民権獲得への道を提供するものだ」と述べた。

  中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は28日、香港に国家安全法を導入する方針を採択。英国や米国、カナダ、オーストラリアの4カ国は共同声明を発表し、中国に制定中止を求めた。

  ラーブ氏は同日の代表取材によるテレビインタビューで、「われわれが今見たいのは、中国が立ち止まり一歩引いてこの方針を再考し、国際的な義務を果たすことだ」と語った。

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原題:U.K. Plans Citizenship for Hong Kong Residents in Row With China(抜粋)

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