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米失業保険統計、継続受給者数がパンデミック中で初めて減少

更新日時
  • 継続受給者数、16日終了週に2110万人に減少
  • 先週の新規失業保険申請件数は212万件-予想210万件

米労働省の28日発表によると、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となって以降初めて、失業保険の継続受給者数が減少した。人々が仕事に復帰し始めている兆候が示された。ただ、新規の失業保険申請件数が数百万人に上っている状況は変わっていない。

キーポイント

  • 失業保険の継続受給者数(16日終了週)は2110万人に減少
    • 経済活動の再開とともに労働市場が回復し始めていることを示唆
    • ブルームバーグ実施の市場調査では増加が見込まれていた
  • 新規失業保険申請件数(23日終了週)は212万件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は210万件
    • 前週は245万件(速報値244万件)に修正
    • 過去2カ月半の申請件数は合計4000万件を超えた
U.S. jobless claims continue to slide, but still above 2 million for 10th week

  先週の新規失業保険申請件数は前週(245万件)から減少し、これで8週連続での減少となった。だが、今年最初の2カ月間の平均(21万2000件)や、パンデミック前の最多記録(69万5000件)をなお大きく上回っている。

  来週発表される5月の米雇用統計では、失業率が約20%と、大恐慌以来の大量失業が明らかになると見込まれている。大恐慌時代のピークは25.6%と推定される。

  連邦政府のパンデミック失業支援(PUA)プログラムに基づく先週の新規失業保険申請件数は119万件(調整前ベース)に減少。前週は125万件だった。前週の申請件数は、マサチューセッツ州での処理ミスを踏まえて約100万件下方修正された。PUAは自営業者や単発の仕事を請け負うギグワーカーなど、各州が設けている通常の失業保険では対象外の労働者にも適用される。

  全ての州・連邦プログラムを含めた合計の継続受給者数(調整前ベース)は、9日終了週に3100万人に増加(前週2730万人)。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Americans on Unemployment Benefits Post First Drop of Pandemic(抜粋)

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