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ギリアドのレムデシビル、推奨投与期間の半分で同様の効果-研究

  • 早い段階で投与なら当初予想よりも治療受けられる患者増える可能性
  • 人工呼吸器が必要になるまで症状悪化した患者は10日間投与で効果か
The Gilead headquarters in Foster City, California.
The Gilead headquarters in Foster City, California. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
The Gilead headquarters in Foster City, California.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬レムデシビルは新型コロナウイルス感染症患者に早い段階で投与されれば、当初の予想よりも治療を受けられる患者が増える可能性がある。ブルームバーグ・ローが伝えた。

  医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に27日掲載された研究によると、推奨される投与期間(10日間)の半分で同様の症状改善が見られた。

  ギリアドが無償提供する薬瓶150万本では条件を満たす全ての患者にレムデシビルが行き渡らない見通しだと伝えられていた。米医療機関に供給されるのはその半分にも満たない約60万7000本とみられ、これは10日間の投与で約7万8000人分と考えられる。

  ギリアド主催の治験では米欧や香港、台湾、韓国、シンガポールで人工呼吸器を使用していない入院患者397人に5日間または10日間投与した。人工呼吸器が必要にならなかった場合では、5日間と10日間で同様の結果が示された。ただ、人工呼吸器が必要になるまで症状が悪化した患者は10日間の投与で効果が得られる可能性がある。

  同試験はレムデシビルが投与されていることを研究者、患者とも知っている非盲検試験だった。

原題:
Gilead’s Covid-19 Drug as Effective With Half the Doses: Study(抜粋)

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