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マカオのカジノ王、スタンレー・ホー氏が死去-98歳

マカオにカジノ帝国を築いた実業家、スタンレー・ホー氏が死去した。98歳だった。一族が明らかにした。

Stanley Ho GETTY Sub

スタンレー・ホー氏(2008年7月16日、香港)

写真家:ゲッティイメージズのAndrew Ross / AFP

  ギャンブル王として知られるホーは、1961年に独占ライセンスを獲得し、マカオのカジノ界を支配した。中国の経済開放に伴う富裕層台頭とともに同氏のSJMホールディングスは成長。現在はマカオに20のカジノを展開する。

  独占ライセンスはマカオがポルトガルから中国に返還された2年後の2001年に期限が切れ、中国はラスベガス・サンズやウィン・リゾーツなど競合企業にライセンスを付与したが、競争はむしろマカオのカジノ産業発展に寄与し、ホー氏の資産は膨らんだ。マカオの外にも事業を広げ、香港に住宅・オフィス用ビルを建設したほか、ポルトガルでカジノのライセンスを取得し、北朝鮮のカジノにも資金を投じた。

  17人の子供を持つホー氏は18年半ばごろに引退し、娘のデイジー・ホー氏や4人目の妻と称するアンジェラ・レオン氏らにSJMの経営を委ねたが、一族で争いが生じ、19年に第二夫人の長女のパンジー氏らが実権を握った。

  1921年11月25日に香港の裕福な家庭に生まれたホー氏は香港の大学に通ったが、第2次大戦中に21歳でマカオに逃れ、燃料や飛行機の取引から身を起こし、マカオを「アジアのラスベガス」に育て上げた。

  

原題:Stanley Ho, ‘King of Gambling’ Who Built Macau, Dies at 98 (1)Stanley Ho, ‘King of Gambling’ Who Built Macau, Dies at 98 (2)(抜粋)

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