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オックスフォード大学のワクチン治験、試練に直面-テレグラフ紙

  • 感染率低下でワクチン効果の有無を検証することがますます困難に
  • 「現時点では結果が全く得られない確率が50%」とヒル所長

新型コロナウイルスワクチンの開発を手掛ける英オックスフォード大学の研究チームは、感染率の低下によってワクチン効果の有無を検証することがますます困難になるだろうと指摘した。英紙テレグラフが23日報じた。

  オックスフォード大学ジェンナー研究所のエイドリアン・ヒル所長は同紙に対し「新型コロナが収束するまでの時間との闘いだ」とし、「われわれは今年先に、9月までに有効なワクチンを開発する確率は80%だと述べていたが、現時点では結果が全く得られない確率が50%だ」と語った。

  ヒル所長は向こう数週間に治験に参加する1万人のうちウイルスに感染するのは50人未満と想定していると指摘。20人未満であれば、結果は使い物にならない可能性があると述べた。

  英政府はワクチン最大1億回分の金銭的負担に同意し、9月までに3000万回分が用意できる可能性に言及している。ただ、英国の1日当たりの新たな感染者数は4月10日に8681人でピークに達してから5月24日時点では2412人に減少した。

  一方、ロイター通信は7月の大規模な治験プログラムにオックスフォード大学が米モデルナと共に参加する可能性があると伝えている。

原題:Oxford University Vaccine Trials Run Into Hurdle: Telegraph(抜粋)

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