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きょうの国内市況(5月22日):株式、債券、為替市場

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●日本株続落、香港通じた米中関係悪化を警戒-商社など景気敏感株安い

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  東京株式相場は続落。香港に対する中国の締め付け強化などから米中関係悪化や中国経済に対する警戒が強まった。商社や鉄鋼、海運など中国関連株や銀行など金融株中心に売られた。

  • TOPIXの終値は前日比13.41ポイント(0.9%)安の1477.80
  • 日経平均株価は164円15銭(0.8%)安の2万0388円16銭

  三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは「香港の政治的自由がなくなれば米国による制裁リスクが高まり、香港の金融や貿易にかかわる国際都市としての機能が失われかねない」と指摘。そうした事態となれば、「香港を金融などの窓口としている中国にとってもマイナスで、中国関連ビジネスの比率の大きい日本企業にも影響する」と述べた。

  • 東証33業種では鉱業や海運、鉄鋼、非鉄、保険、銀行、ガラス・土石が下落
  • 空運や情報・通信は上昇

●長期金利低下、米中懸念でリスク回避圧力-超長期債には高値警戒感

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  債券市場では長期金利が低下した。米国と中国の関係悪化懸念を背景にアジアの株式市場がほぼ全面安の展開となる中、中長期債を中心に買いが優勢となった。一方、超長期ゾーンは前日までの利回り低下で相場に高値警戒感が生じ、売り圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.01%
  • 長期国債先物6月物の終値は8銭高の152円44銭。一時は152円47銭まで上昇
  • 新発20年債利回りは0.5bp高い0.32%
  • 新発30年債利回りは一時1bp高い0.45%

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 中国リスクが懸念されて株が売られ、米長期金利も水準を切り下げる流れになっている
  • きのうは上値が重かった先物を中心に買われる展開
  • 流動性供給入札は事前に警戒感があったものの、意外としっかりした結果だった

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.46倍、同年限の前回入札は3.75倍
  • 最大利回り格差はマイナス0.005%、平均利回り格差はマイナス0.007%

●ドル・円は弱含み、香港巡る米中対立激化を懸念-107円台半ば

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台半ばへ弱含み。米国の3連休前のドル買い需要で強含む場面も見られたが、香港を巡る米中対立激化懸念から株価が下落する中、対オーストラリアドルなどでの円買いが重しとなった。日本銀行の臨時の金融政策決定会合は事前の報道通りの結果で反応薄。

  • ドル・円は午後3時24分現在、前日比0.2%安の107円42銭。仲値にかけて107円76銭まで強含んだ後、一時107円41銭まで軟化
  • 豪ドルは対円で0.6%安の1豪ドル=70円19銭。対ドルでも0.5%安の1豪ドル=0.6535ドル

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • 中国が一国二制度や共産党体制を強化していく姿勢を示していることに対して米国が対処する方針であることなどから、米中間の緊張を嫌気している
  • リスクセンチメントはあまり良くなく、中国関連のニュースに対して感応度の高い豪ドルは、特に対円でかなり戻っていたので調整含みで売られている

  

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